Amazon傘下のゲーム動画配信プラットフォームであるTwitchが、自社サイトでの嫌がらせ行為を防止するため、利用規約を更新したのは1月のことだ。そして同社は今回、自社プラットフォーム外での嫌がらせ行為についても、取り組みの対象に含める計画を明らかにした。
Twitchは米国時間4月7日、オフラインまたは他のインターネットサービスでの深刻な不適切行為に歯止めをかけるため、Twitch外での行動に関するポリシーを策定したと発表した。違反行為の疑いで調査対象となったユーザーには、アカウントの無期限停止を含むペナルティーが科せられる可能性がある。
「サービス外での不適切行為に対する措置は、Twitchにとっても、業界全体としても、新たな取り組みですが、みなさんからのご意見をいただき、Twitchとしても正しい実施が不可欠な取り組みであると考えています」と、Twitchはこの日のブログで述べている。
In January, we began enforcing our updated Hateful Conduct and Harassment policy so we could better protect every person on Twitch.
— Twitch (@Twitch) April 7, 2021
Today, we want to share our plans for how we’ll handle incidents that happen off Twitch.
Read the blog here: https://t.co/vBnoY6nPau pic.twitter.com/KQX1ZBsRVg
Twitchサービス外の違反行為は2つのカテゴリーに分類されている。1つ目はTwitchサービス内とサービス外の両方で行われた嫌がらせ行為だ。これには、Twitchである人に嫌がらせをした後、Twitterなどの別のプラットフォームでその人に嫌がらせを続けるといった行為が含まれる。
2つ目は、「Twitchコミュニティの安全性への重大なリスク」とみなされる不適切行為だ。これには以下のような例が含まれる。
Twitchは自社サービス外での事象に対処するため、第三者の法律事務所と連携して調査を行うという。また、不適切な行為を誰でも報告できるメールアドレス(OSIT@twitch.tv)を用意した。寄せられた情報はすべて機密情報として扱うとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」