Microsoftは、2020年7月に発表していたとおり、米国時間3月31日で「Android」版と「iOS」版「Cortana」アプリのサポートを終了した。
Microsoftが最初にパーソナルデジタルアシスタントとしてリリースして以来、Cortanaは変化を続けてきた。最近では、Cortanaは基本的に他のアプリの1機能のようになっている。「Outlook」「Teams」などのアプリ内からアクセス可能な生産性支援ツールだ。
3月31日で、ユーザーがこれまでに作成したリマインダーやリストなどのCortanaのコンテンツは、モバイルアプリからアクセスできなくなった。サポートページに書かれているように、引き続き「Windows 10」でCortanaから利用できる。
Microsoftはこの数年、Cortanaを、「Alexa」や「Google Nest」に似たパーソナルデジタルアシスタントから、「Microsoft 365」と結びつく組み込み型の生産性支援ツールへと変化させてきた。コロナ禍でハンズフリーやタッチフリーのツールがますます重要性を増しており、音声ファーストのモバイル向け生産性アシスタントとしてのCortanaの役割が大きくなっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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