パナソニックは3月26日、AI技術が最適な画質に調整する「オートAI画質」を搭載した「4K液晶ビエラ JX950/JX900/JX850」を発表した。全機種ともにBS4K、110度CS4Kダブルチューナーを内蔵し、外付けHDDへの新4K衛星放送2番組同時録画も可能だ。発売は4月23日から順次。
オートAI画質は、100万を超える映像のシーンから構成される学習用データベースを、ディープラーニングを活用してAIが学習し、シーン認識アルゴリズムを生成することで実現。ビエラがシーンを認識し、それにもとづいてシーンごとにビエラに搭載される「ヘキサクロマドライブ」「AI HDRリマスター」「4Kファインリマスターエンジン」などのあらゆる高画質化技術を統合的に制御することで、映像を部分ごとに自動で最適な画質に調整する。
映画の暗いシーンは細部までコントラスト豊かに、晴天のスポーツのシーンは芝生の色まで明るく色鮮やかに表現でき、コンテンツに応じて画質設定を切り替えずに、常に最適な画質で視聴ができる。
JX950シリーズは、65V型の「TH-65JX950」と55V型の「TH-55JX950」をラインアップ。オートAI画質に加え、「オートAI音質」機能も備え、シーンに応じて理想的な音場と音質に自動的に調整する。独自設計の「プレミアム液晶ディスプレイ」を備え、高いコントラスト性能を実現。上向きスピーカーのイネーブルドスピーカーを搭載した「60Wダイナミックサウンドシステム」により、音を天井に反射させることで立体的で臨場感ある音を生み出すほか、音像を画面中央に持ち上げ、聞き取りやすい音響設計を採用する。
JX900シリーズは65V型の「TH-65JX900」と55V型の「TH-55JX900」、JX850シリーズは49V型の「TH-49JX850」と43V型の「TH-43JX850」をラインアップする。両シリーズともに「倍速液晶ディスプレイ」を搭載し、LEDバックライトと信号処理によるコントラスト処理である「Wエリア制御」とあわせることで、高いコントラスト感と明暗の表現力を両立する。
フルレンジスピーカーを画面下部に2つ設けた「30Wダイナミックサウンドシステム」を備え、クリアでパワフルな音声を実現する。
全機種「HDR10+」「ドルビービジョン」「HDR10+ ADAPTIVE」「Dolby Vision(ドルビービジョン)IQ」と4方式のHDRフォーマットに対応。すべてのHDMI入力端子で4K60p/HDR映像の伝送ができ、HDMI端子1と2は4K120p/HDR映像対応も可能だ。
いずれも、安心の吸着機能付きの「転倒防止スタンド」を採用。JX950シリーズのみ前後15度のスイーベル機能も備える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス