社内向けのインスタントメッセージサービスを手がけるSlackが、社外の人とメッセージをやり取りできる機能を追加した。この「Slackコネクト」のダイレクトメッセージ(DM)は、パートナー企業やクライアントとの連携を想定した機能で、2020年10月に導入が発表されていた。
有料プランのユーザーは、米国時間3月24日からこの新機能を利用できる。利用するには、やり取りする相手のメールアドレスが必要になる。SlackコネクトのDMを利用するには、新しいメッセージの作成画面の「送信先」フィールドに相手のメールアドレスを入力し、招待を送る。
「パートナーがメールの招待を承認すると、そのパートナーがDMの宛先リストに自動で表示され、Slack内でメッセージを送信できるようになる。無料プランの利用者を含め、現在Slackを利用しているすべてのユーザーが対象だ」と、同社は説明している。
ただし、この機能のリリースは完全にスムーズと言えるものではなかった。Slackは24日、メール招待機能が悪質なメッセージや嫌がらせのメッセージの送信に使われるおそれがあるとの指摘を受け、早くもメール招待プロセスに変更を加えた。この変更は、招待のメッセージを変更できないようにするもの。この件はThe Vergeがいち早く報じていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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