Microsoftがゲーマー向けチャットアプリ「Discord」を100億ドル(約1兆860億円)で買収することを目指して交渉中だと、Bloombergが米国時間3月22日に報じた。これに先立ちVentureBeatは、サンフランシスコを拠点とするDiscordに対し、複数の買い手候補が関心を示していると報じていた。
2015年にリリースされたDiscordは、当初はゲーマー向けに構築されたチャットアプリだったが、それ以外の分野にも順調に対象範囲を拡大し、YouTubeのパーソナリティ、ポッドキャスター、ハッカーなど、ますます多くのユーザーに利用されている。同社によると、登録ユーザー数は全体で2億5000万人を超えるという。
今回報じられている交渉の背景として、新型コロナウイルスの感染拡大で、ビデオゲームに対する消費者の関心が高まっていることがある。調査会社NPD Groupのデータによると、米国におけるビデオゲームの消費支出は、2020年第3四半期に過去最高の112億ドル(約1兆2200億円)を記録し、前年同期比で24%増加したという。
Microsoftはコメントを控えるとした。一方のDiscordはコメントの依頼に回答しなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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