船井電機は3月23日、秀和システムホールディングスによる同社株式と本新株予約権に対する公開買付け(TOB)を受け、賛同の意見を表明した。TOBが成立すれば船井電機は完全子会社になり、株式上場は廃止する予定だ。買付け価格は1株につき918円。買付け期間は3月24日から5月10日まで。
船井電機は、1961年に船井軽機工業のトランジスタラジオ事業の拡大を機に、独立する形で設立。映像機器のほか、情報通信機器、生活家電などの製造、販売を手掛けてきた。主力事業である映像機器では、海外市場に進出するなど、業績を伸ばしてきた。しかし直近では、主要事業であるテレビ事業において、収益性の圧迫が懸念されており、経営環境は厳しい状況だったという。
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