Joe Biden米大統領は米国時間3月22日、反トラスト法を推進し企業による独占に批判的なLina Khan氏を、米連邦取引委員会(FTC)の委員に指名すると発表した。プライバシーやデータセキュリティなどを監督するFTCにおいて、Khan氏は3人目の民主党委員となる。
Khan氏は以前、米下院司法委員会の反トラスト法、商法、および行政法に関する小委員会の顧問を務め、GoogleやAppleといった企業からなるデジタル市場の調査に協力した。現在はコロンビア大学法科大学院の准教授として、反トラスト法、インフラ産業関連法、独占禁止の慣行について教え、執筆している。
またKhan氏は以前、研究やジャーナリズムを通じて企業の独占力に対抗する組織Open Markets Instituteのリーガルディレクターを務めていた。反トラスト法小委員会の顧問を務める以前に、Khan氏とFTC委員のRohit Chopra氏は、企業や競争法違反を取り締まる明確な規則が必要だとする論文を共同で執筆している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力