このほか、2日目ではユニットパートの間に、CD「COLORFUL FE@THERS」で収録されている、ユニットの枠を超えた混成メンバーでの楽曲披露も。Team.Stella(関根さん、礒部さん、河野さん、白石さん、黒木さん、田中さん、土屋さん)による「プラニスフィア ~planisphere~」、Team.Luna(菅沼さん、成海さん、結名さん、丸岡さん、前川さん、北原さん、田嶌さん)の「リフレクトサイン」、Team.Sol(峯田さん、八巻さん、永井さん、涼本さん、芝崎さん、幸村さん、和久井さん、岡咲さん)の「SOLAR WAY」がそれぞれ歌われ、これまでのユニット曲や全体曲とも違った色を見せていた。
アンコールをアピールする手拍子に迎えられ、「Dye the sky.」の初披露や、「いつか Shiny Days」「Multicolored Sky」といった終わりを惜しむような曲が続き、最後はシャイニーカラーズ始まりの曲でもある「Spread the Wings!!」で締めくくった。
出演者のトークでは、いたるところで「楽しい」という言葉が何度も飛び交い、終盤になると寂しさを口にするほど、1年越しに実現した2ndライブということもさることながら、有観客でプロデューサーさんたちの前で歌えることの喜びが、さまざまな場面から伝わるライブとなっていた。新たな展開も発表され、4~5月で予定されている3rdライブツアーも含めて、さらなる飛躍と今後の期待が持てるステージとなっていた。
また余談ではあるが、筆者お気に入りのアイドルが桑山千雪で、ユニットがアルストロメリアということを踏まえてみると、ファーストライブを彷彿とさせるセンターステージでの“せり上がり”での登場をはじめ、手で花を表現したものと思われるアルストロメリアの決めポーズを初めて披露したところも見どころでもあるが、「Love Addiction」ではあれば、かわいらしさだけではなくおしゃれな雰囲気を醸し出しつつ、「Bloomy!」であればさわやかさを感じさせる曲調のなかでも、自分らしく進んでいくというメッセージを伝えるように、そして寄り添ったり中央で向き合うだけではなく、今回はいろんな方向のプロデューサーさんに向かって歌っていたのも見どころのひとつ。
初披露となった「ダブル・イフェクト」は、天使がイメージできるような動きや、飛べなくなることを示す場面でカクッと人形ぽくなるところなどの振り付けのかわいらしさが特徴的。そして、ポップな曲調と3人で織りなす歌声の心地よさを感じられたのも印象に残ったところだった。
そしてもうひとつ印象に残ったところとしては、1日目の冒頭の挨拶で芝崎さんが口にした「今日は笑顔の開花宣言をします」の言葉。アルストロメリアは会場に笑顔を咲かせるユニットとなっており、それにちなんだ言葉だと思われるのだが、昨今難しい状況が続くなかで実現した久々の有観客ライブでもあり、それを実現したという意味でも、シャニマス2ndライブ全体を示す言葉のように思えた次第だ。
なお本公演は、ASOBISTAGEでのアーカイブ配信を実施中。期間は両公演ともに3月29日23時59分までの予定(配信チケットの販売は29日12時まで)。あわせて、映像商品化(Blu-ray)も決定。詳細は後日告知するとしている。
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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