バンナム、1年越しの「シャニマス」2ndライブ開催--新ユニットなどの最新情報を公開 - (page 2)

 多方面に展開しているアイドルマスターシリーズでは、キャスト陣によるライブは恒例のイベント。その一方で、2020年は新型コロナウィルスの影響により中止を余儀なくされた公演があり、シャイニーカラーズの2ndライブについては、当初2020年5月に予定されながら中止となった。以降、ドローンを活用する試みも行われた音楽番組「THE IDOLM@STER SHINY COLORS MUSIC DAWN」の無観客オンラインライブ開催を経て、改めて約1年越しとなる2ndライブを、有料での有観客とオンライン配信の形で開催する運びとなった。

 公演では、ゲーム内の283(ツバサ)プロダクションに所属する6ユニットのアイドルを演じるキャスト陣が登場。出演したのは「イルミネーションスターズ」の関根瞳さん(櫻木真乃役)、峯田茉優さん(八宮めぐる役)、「アンティーカ」の礒部花凜さん(月岡恋鐘役)、菅沼千紗さん(田中摩美々役)、八巻アンナさん(白瀬咲耶役)、成海瑠奈さん(三峰結華役)、結名美月さん(幽谷霧子役)、「放課後クライマックスガールズ」の河野ひよりさん(小宮果穂役)、白石晴香さん(園田智代子役)(※白石さんは21日のみの出演)、永井真里子さん(西城樹里役)、丸岡和佳奈さん(杜野凛世役)、涼本あきほさん(有栖川夏葉役)、「アルストロメリア」の黒木ほの香さん(大崎甘奈役)、前川涼子さん(大崎甜花役)、芝崎典子さん(桑山千雪役)、「ストレイライト」の田中有紀さん(芹沢あさひ役)、幸村恵理さん(黛冬優子役)、北原沙弥香さん(和泉愛依役)、「ノクチル」の和久井優さん(浅倉透役)、土屋李央さん(樋口円香役)、田嶌紗蘭さん(福丸小糸役)、岡咲美保さん(市川雛菜役)。

 会場の中央にセンターステージ、そこから十字のように花道とサブステージが設けられ、各所でキャスト陣がパフォーマンス。そしてセンターステージを360度囲むように客席が用意され、会場内では新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、観客数を抑えた状態かつ、声援も控える形となっていたが、詰めかけた“プロデューサーさん”(※アイドルマスターシリーズのファン)が、コンサートライトを振ったり拍手を送っていた。

会場の様子
会場の様子

 また、配信が行われた「ASOBISTAGE-アソビステージ-」にて用意されたコンサートライトがステージセットの一部で反映されたり、コメントがモニターに表示されるという、離れた場所でもライブに参加できるシステムも活用されていた。

センターステージ上部のモニターにコメントが表示される一幕も
センターステージ上部のモニターにコメントが表示される一幕も

 オープニングでは、6ユニットの出演者が勢揃いしての「Ambitious Eve」と「シャイノグラフィ」という、1周年ならびに2周年記念曲を披露。その後の挨拶も含めて、待ちに待った2ndライブ開催の喜びを感じられるようなステージが展開。以降は各ユニットがそれぞれ2曲ずつ歌う形で、ユニットでのトークも織り交ぜながら進行した。

「Ambitious Eve」(DAY1)
「Ambitious Eve」(DAY1)
「シャイノグラフィ」(DAY2)
「シャイノグラフィ」(DAY2)

 最初に登場したノクチルは、両日ともに「いつだって僕らは」「あの花のように」を、ユニットの特徴でもある“透明感”を伝えるように歌った。ことノクチルは、2020年3月に発表された6つ目のユニット。配信番組などでのお披露目や、MUSIC DAWNでライブ初出演を果たしたものの、プロデューサーさんの前で歌うのは今回が初めてということで、トークでは落ち着いた雰囲気がありつつも、秘めた喜びを抑えきれない様子で語りあっていた。と同時に、1日目で和久井さんが言っていたような“大きな一歩”を踏み出すステージを感じさせるものとなってた。

「いつだって僕らは」(DAY1)
「いつだって僕らは」(DAY1)
「いつだって僕らは」(DAY1)
「いつだって僕らは」(DAY1)

 続いて登場したアルストロメリアは1日目に「Love Addiction」、2日目に「Bloomy!」を披露したのち、ライブでは初披露となる「ダブル・イフェクト」を歌い、一面に広がるピンクのコンサートライトの中央で、アルストロメリアのコンセプトでもある、笑顔を咲かせるポップでハッピーな3人組アイドルユニットの姿を示していた。

「ダブル・イフェクト」(DAY1)
「ダブル・イフェクト」(DAY1)

 放課後クライマックスガールズは1日目に「よりみちサンセット」、2日目に「ビーチブレイバー」を披露したのち、「五ツ座流星群」をライブで初披露。283プロの“元気担当”と言えるようなユニットとして、パワーあふれるステージを展開。1日目では4人でのステージとなったが、高いパフォーマンス力で盛り上げたほか、この日は地震による公演中断というハプニングにも見舞われたが、トークでのつなぎ役を果たしていた。また2日では、5人が揃い“これぞ放クラ”と言えるステージを見せたほか、五ツ座流星群におけるラストの決めポーズにおいて、指で作り出した星が完全体となって表れていた。

「五ツ座流星群」(DAY2)
「五ツ座流星群」(DAY2)
「五ツ座流星群」(DAY2)
「五ツ座流星群」(DAY2)

 アンティーカは1日目に「ラビリンス・レジスタンス」、2日目に「NEO THEORY FANTASY」を披露したのに続き、「Black Reverie」をライブで初披露。ゴシック風衣装に独特な世界観と妖艶な雰囲気、激しさを感じる楽曲で見せるステージを展開。会場中を引き込むパワーと、見入ってしまう魅力が、ステージを重ねるごとに増していると感じさせるものとなっていた。

「Black Reverie」(DAY2)
「Black Reverie」(DAY2)
「Black Reverie」(DAY2)
「Black Reverie」(DAY2)

 ストレイライトは1日目に「Transcending The World」、2日目に「Wandering Dream Chaser」を歌ったのちに、「Hide & Attack」をライブ初披露。ストレイライトはファーストライブで発表された追加ユニットであったため、ナンバリングのライブは初出演。もっともこれまでさまざまなステージに出演し、圧巻のパフォーマンスを披露していたこともあり、それ自体が信じられないと感じるほど。今回のステージでは演出で炎を上がっていたが、それ以上と思えるほどの熱量とカッコよさを感じるステージを見せていた。

「Hide & Attack」(DAY1)
「Hide & Attack」(DAY1)
「Hide & Attack」(DAY1)
「Hide & Attack」(DAY1)

 ユニットパートの最後で登場したイルミネーションスターズは、1日目に「トライアングル」、2日目に「We can go now!」を歌ったのち、「Twinkle way」をライブで初披露。イルミネーションスターズは本来、風野灯織役の近藤玲奈さんを含めた3人ユニットであるが、この公演では不在。しかしながら、トークのなかで応援メッセージが送られてきたことを明かしたほか、Twinkle wayでは、花道に彩られたピンクと黄色に加え、センターステージに灯織のイメージカラーである青が灯され、3人でのステージであることを示していた。さらに、2人が背中を預けたり、そして向かい合って真っ直ぐに見つめながら歌う姿は“繋がり”を感じさせるものとなっていた。

「Twinkle way」(DAY2)
「Twinkle way」(DAY2)
「Twinkle way」(DAY2)
「Twinkle way」(DAY2)

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]