アップル、月経に関する調査の初期データを公表--「恥ずかしい」の払拭を目指す

Carrie Mihalcik (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年03月10日 10時36分
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 Appleとハーバード大学は米国時間3月9日、「Apple Women's Health Study」の予備研究の最新データを公開し、女性とその月経にともなう症状に関する調査結果を示した。ハーバード大学T.H.Chan公衆衛生大学院の研究者らによると、この研究は、女性の健康に関する科学の進歩と、月経を恥ずかしいとする考え方の払拭(ふっしょく)に役立つ可能性があるという。

Apple Women's Health Study
提供:Apple

 「9日に公開した予備データは、米国中の女性が月経にともなう幅広い共通の症状を経験していること、また、毎月発生するこの自然な現象について、私たちはもう少し踏み込んで議論すべきであることを示している」と、この研究の主要研究者の一人であるShruthi Mahalingaiah博士は声明で述べた。

 9日に公開されたデータは、「iPhone」や「Apple Watch」向けにAppleが提供している「Apple Research」アプリを通じてこの研究に参加した、年齢や人種がさまざまな米国各地の1万人の女性からの情報を集計した結果に基づいている。月経周期にともなう症状を記録した参加者のうち、83%が腹部の痛み、63%が張り、61%が疲労感を報告した。また、半数以上がニキビや頭痛を報告した一方で、下痢や睡眠の変化のような、それほど広く認識されていない症状を報告した人も、参加者の37%にのぼった。初期分析では、こうした症状が「年齢、人種、地理的位置などを含む、幅広い層で実際に生じている」傾向があることが示されている。

 研究チームは、Apple Women's Health Studyの予備データの調査を続け、専門家による評価と学術誌での発表に向けて、詳細な分析結果を提示する計画だと述べた。

 Appleは3月に入り、ミシガン大学と共同で取り組んでいた「Apple Hearing Study」(聴覚に関する研究)の結果も発表している。この研究でも、Apple Researchアプリを利用している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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