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マイクロソフト、エッジデバイスへのAI導入を支援する「Azure Percept」発表

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2021年03月03日 11時59分
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 Microsoftは、ハードウェアとサービスからなるプラットフォーム「Azure Percept」を通じて、エッジデバイスへの「Azure AI」サービス導入を容易にする取り組みを進めている。同社は、オンラインカンファレンス「Microsoft Ignite」が開幕した米国時間3月2日、Azure Perceptのパブリックプレビューを公開したと発表した。

「Trusted Platform Module」「Azure Percept Audio」「Azure Percept Vision」
写真左から「Trusted Platform Module」「Azure Percept Vision」「Azure Percept Audio」
提供:Microsoft

 Azure Perceptには、「Azure Percept Vision」という名称のカメラを含む開発キットや、導入体験を支援するプラットフォーム「Azure Percept Studio」などが含まれる。Azure Percept Studioの目的は、概念実証のアイデアの開発、訓練、展開という人工知能(AI)のライフサイクルを通じ、プログラミングの経験が少ない顧客を対象に導入を支援することだ。

 「Azure Percept Audio」は、Azure Percept Visionと同様に開発キットとは別に出荷され、エッジデバイス上でAI音声サービスを利用可能にすることを想定している。Azure Perceptデバイスは「Azure IoT Hub」に自動で接続でき、IoTデバイスとクラウド間のセキュアなコミュニケーションを実現する。

 Microsoftは、Azure Perceptの考えられる活用事例として、生産ラインで規格外の製品を自動で識別するシステムの導入を検討している企業の例を挙げた。このシステムにより、現場の担当者はそうした製品を出荷前に取り除くことができる。

 Microsoftが期待しているのは、ソフトウェアとハードウェアのメーカー各社がAzure Perceptに集まり、Azure Perceptプラットフォーム上での動作が保証されるインテリジェントなエッジデバイスのエコシステムが生まれることだ。Azure Perceptの開発キットは、業界標準の80/20 Tスロットフレーム構造を採用している。Microsoftは、Azureサービスを利用するインテリジェントなエッジデバイスからなるこの種のエコシステムが、PC市場の創出に寄与した「Windows」エコシステムのようなものに発展するのを見てみたいと述べた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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