HPは米国時間2月24日、Kingston Technologyのゲームアクセサリー部門HyperXを4億2500万ドル(約450億円)で買収することで合意したと発表した。
HyperXは、ゲーム用のキーボードやヘッドセットなどのアクセサリーを開発している。同社の最新キーボード「Alloy Origins 60」は、今週99.99ドル(約1万600円)で北米で発売されたばかり。テンキーや、「Insert」「Page Up」「Page Down」「Home」「End」などのキーをなくして、60%までの小型化を実現したこのキーボードは、デスクスペースをマウス操作用に開放するほか、キーごとのRGB照明がプログラム可能になっている。
調査会社IDCによると、ここ数年縮小傾向が続いていたPC市場は2020年に回復し、年間で13%以上成長したという。新型コロナウイルスの感染拡大でリモート勤務に移行した人々や教育機関によって、PCの需要が高まったことが最大の要因だったが、IDCによると、ゲーム用PCとモニターの販売も過去最高を記録したという。HPは発表の中で、PCハードウェア業界は2023年までに700億ドル規模に、周辺機器市場は2024年までに122億ドルの規模に達する見込みだとした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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