Spotifyは米国時間2月22日、「オーディオの新たな黄金時代」というビジョンを打ち出し、高音質オーディオの新サブスクリプションプラン「Spotify HiFi」を2021年中に追加することと、数日中に80カ国以上で新たにサービスを提供開始することを明らかにした。同社はまた、独自のポッドキャスト番組や、アーティストおよびポッドキャスト配信者向けの新ツールも明らかにした。
Spotifyは22日のオンラインイベント「Stream On」で、年内に一部の市場でSpotify HiFiを開始し、ロスレス圧縮フォーマットによるCDと同等の音質を配信すると述べた。このプランの料金や対象地域は明らかになっていないが、競合サービスの価格に対抗するため月額20ドル(約2100円)程度になると予想される。
Spotifyはまた、多数の未開拓市場への進出に向けて準備しており、今週中にサービスを開始する予定だ。アジア、アフリカ、カリブ諸国、中南米、欧州の計80カ国以上に大きく広がることになる。さらに、ルーマニア語、ヒンディー語、スワヒリ語など36言語がSpotifyで新たに利用できるようになり、計60以上の言語に対応するとしている。
同社はまた、新たな独自のポッドキャスト番組も複数発表した。例えば、Barack Obama元大統領とミュージシャンのBruce Springsteen氏が対談する「Renegades: Born in the USA」、Warner Bros. EntertainmentおよびDC Comicsと提携した「Batman Unburied」などだ。
さらに、曲に追加できる短いループ動画「Canvas」など、クリエイター向けの複数のツールやリソースも発表した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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