Offisisは2月22日、在宅勤務が推奨される状況下でも出社が必要な人が割安で昼食を食べられるランチ支援策および、地域飲食店舗支援策を実施すると発表した。
第一弾は、新宿商栄会(新宿花園神社を中心とした14社の会員企業からなる商店街)に協力する。
同社は、2020年8月24日より、お弁当の注文とお弁当の「ついで受取」を代表者がまとめて行う機能を実装するソーシャルデリバリーサービス「JOY弁」を運営・提供している。
JOY 弁システムに登録した飲食店は、従来提供していたメニューを持ち帰り料理として「JOY 弁アプリ上で販売できる。
今回の支援では、新宿商栄会店舗にJOY 弁の登録を行い、新宿商栄会が原資を負担する形で、商栄会会員限定で利用可能なJOY 弁割引クーポンを提供する。
これにより、現在の緊急事態宣言下でも出社が必要な会員会社の社員は、新宿商店会店舗においてランチを割安で利用可能となる。
新宿商栄会はこれまで、会員企業から年会費を集め、それを原資として商店会活動を実施してきた。今回提供する割引クーポンは、新宿商栄会が本来イベントなどで使用する予定で集め、新型コロナウイルスの影響で中止となった分の会費を活用する。
同社によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの人が飲食店での外食を控え、飲食店の売上が激減しているという。また、出勤を必要とする社員であっても、出社時のランチは感染リスクを軽減するために店内飲食を避け、テイクアウトにより、お弁当を社内で食べる形式が主流となりつつある。
今後、飲食店が収益を増やすためには、消費者の持ち帰りニーズを取り込むことが重要と考えており、出社が必要な社員のランチ支援を実施することで、テイクアウト需要が伸び、飲食店支援にもつながるとしている。
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