Teslaがインドの南部カルナータカ州で新たな電気自動車(EV)工場を建設する予定だと、州首相のB.S. Yediyurappa氏が先ごろ発言した。インドの通信社Press Trust of India(PTI)の報道を基にBloombergが伝えた。
Teslaは、コメントの依頼に対応する広報部門を置いていないため、同社にこの情報の真偽を確認することはできない。ただし、Yediyurappa氏の発言より前、Teslaの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏は、過去数年にわたって断片的な情報を発信していた。Musk氏は以前、インドへの進出をほのめかしており、最も近いものは2020年10月のツイートで示された。あるTwitterユーザーが近くインドに進出する可能性について尋ねたのに対し、Musk氏は「来年には確実に」と返した。同氏は以前、2019年と2020年にも進出を約束していたが、同社の製造計画についてインド側の当局者らが公に発言するようになったことを考えると、2021年という情報はより信ぴょう性が高いように思われる。
Next year for sure
— Elon Musk (@elonmusk) October 2, 2020
ただし、経済規模でアジア第3位のインドに製造拠点が設けられるとのニュースは、2020年12月の報道と矛盾する。このときインドの地方紙2紙は、Teslaが同国でまず「Model 3」を輸入販売し、その反応を見て現地生産を検討すると報じていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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