ENEOSホールディングス、ZMP、エニキャリの3社は、2月8日から2月26日にかけて東京都中央区佃・月島エリアで自動宅配ロボットを活用したデリバリー実証実験の実施をスタートしたと発表した。
この実証実験は佃・月島エリアにある住宅地区「リバーシティ21」のマンション群約1000戸を対象にしたもの。特設サイト上から実証実験のパートナー企業10社、10店舗の商品を注文すると、エニキャリのデリバリースタッフ、ZMPが開発した自動宅配ロボット「デリロ(DeliRo)」を通じてユーザー宅の近くまでデリバリーし、ユーザーがQRコードをかざすことで受け取れるというものだ。
ENEOSとエニキャリで受注・集荷・決済プラットフォームを共同構築して運営し、対象住民からの受注からロボットを活用した配送までを行う。デリロの充電・デリバリー拠点としては、東新エナジーが運営するDr.Drive月島SS(サービスステーション)を利用する。
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利用の流れは以下の通りだ。
1.エニキャリの宅配プラットフォーム(実証実験専用Webサイト)を通じて注文する
2.エニキャリのドライバーが店舗から集荷して月島サービスステーションまで配送し、デリロに積み込む
3.自動宅配ロボットが注文者宅の近くまで配送する
4.デリロのカメラにスマートフォンのQRコードをかざし、商品を受け取る
今回は2台のデリロを用いて宅配を行う。デリロは4つのボックスを装備しており、注文のスケジュールに応じて最大4注文を同時に配送できるようになっている。
実証実験のポイント。飲食店やコンビニなど複数店舗の商品を自動宅配ロボットでデリバリーする取り組みは国内初とのことだ
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