ソニーは2月9日、Vlog撮影用カメラ「VLOGCAM ZV-1」のソフトウェアアップデート(Ver.2.00)を公開したと発表した。
最新バージョンでは、動作の安定性向上が図られているほか、新たにUSBストリーミング機能が追加された。これは、いわゆるUVC(USB Video Class)とUAC(USB Audio Class)をサポートするもので、ZV-1とPCをUSBケーブルで接続するだけで、映像と内蔵マイクが捉えた音声をPCに取り込み可能。ライブ配信などに活用できる。
対応OSは、Windows10、Windows8.1/macOS 10.13-10.15、11.0。さらに、Android 11対応のXperiaスマートフォン(2月9日時点では、Xperia 1 II、Xperia 5 IIが対象)とも接続でき、変換アダプターなどを使ってZV-1をつなげることで、屋外などでも高画質でのライブ配信が実現する。配信中は、接続したXperiaのディスプレイ上でコメントなどの表示も可能だという。
ZV-1などソニーのカメラに関しては、これまでも「Imaging Edge Webcam」という専用ソフトを利用することで、動画だけであればPCに取り込みが可能だったものの、今回のアップデートでUVC/UACに対応したことで、ドライバーや専用ソフトをインストールすることなく“マイク付きウェブカム”として使えるようになった。解像度も、1024×576ピクセルから1280×720ピクセルに向上している。
同社では、今後UVC/UAC規格に対応するカメラを、順次拡大する予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス