「Clubhouse」で見かけたさまざまな活用事例--モデレーターやスピーカーで上手く話すコツは

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 「Clubhouseのせいで寝不足だ」「あの人はいつもClubhouseにいるが仕事は大丈夫なのか」ーーそんな声が聞かれるほど、熱中するユーザーが続出している音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。皆さんはすでに利用しているだろうか。

音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」
音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」。米国時間2月8日にアプリアイコンが刷新された

 Clubhouseが日本国内で広く使われるようになって約2週間が経つ。当初は1人に2アカウント分しか付与されていなかった招待枠が徐々に追加されたこともあり、焦って招待枠を求めた人々にも行き渡り始めている印象だ。最近は、ユーザーの利用が増える夜の22時過ぎから、アクセス集中によりプラットフォームの挙動が不安定になることも珍しくない(イーロン・マスク氏が登場して一瞬でroomが上限に達したことも)。

 Clubhouseがヒットした理由は、以前にも記事(話題の音声SNS「Clubhouse」はなぜ人々の心を掴むのか--考えられる3つの理由)で触れたが、コロナ禍で音声によるコミュニケーションを渇望していた人たちにタイミングよく提供されたことが大きい。

 音声であれば、文章を作成したり、画像を加工したりするといった準備がいらない。もちろん、人にわかりやすく説明するテクニックは必要だが、roomを開くだけで思いの丈を発信できるし、Speaker(スピーカー)と気が済むまでディスカッションすることも可能だ。久しぶりの友人と雑談を楽しみ、そこに居合わせた人を紹介するといった、コロナ以前の日常もオンラインで取り戻せる。

Clubhouseはコロナ禍で失われつつある雑談も楽しめる
Clubhouseはコロナ禍で失われつつある雑談も楽しめる

Clubhouse内で次々と生まれる新たな活用事例

 繰り返しになるが、ClubhouseはこれまでのSNSとは異なり、音声が軸となっている。文字やボタンでのやり取りもできない。そのため、SNSに長けたユーザーでも、Clubhouseに関しては利用法に迷っている様子がうかがえる。そこで、筆者がこれまで見かけたさまざまな活用事例を紹介したい。

 よく開かれているroomは、テーマを持ったセミナーやパネルディスカッション、勉強会といった知見を広げるイベントだ。ベンチャー、投資家、著名人、メディアの活動が目立つ。メディアは事前に許諾を取ったうえで「公開インタビュー」として著名人にインタビューし、のちに記事化するといった使い方もしている。

 また、テレビやラジオ、記者会見などを見ながらClubhouseで感想を語り合う使われ方もしている。「副音声」や「裏配信」のイメージだ。収録した番組を突っ込みを入れながら視聴することで、より一層楽しめる。出演者本人が開催しているケースもある。番組が始まる前後に「楽屋」として出演者が雑談するroomも人気だ。

 芸能人や著名人が雑談しているroomも多い。テレビやラジオとは違う一面を見たいユーザーがすぐに集まり、大賑わいとなる。たまたま見かけた芸能人がroomに入ってきて、番組では見られないような組み合わせの会話が聞けることもある。憧れの著名人に質問したら会話することができたと喜ぶ声も聞く。

 ミュージシャンが作曲する様子を中継したり、全員で熱唱したりといった、音楽系のroomもある。つい先日までClubhouseのアイコンになっていたジャズギタリストBomani Xさんとのセッションイベントなども開催された。

 企業でも活用事例が増えてきた。会社説明会や企業イベント、反省会などだ。Clubhouseを使うことで話題になることも狙いだろうが、5000人までroomに入れるClubhouseは利用価値が十分にある。Android版が今後リリースされれば、企業も活用しやすいはずだ。

 「田舎暮らし」「農家」「ワーキングマザー」など、限られた条件の人たちで開催されるroomもある。同じ立場で共感したい人、そして知らない世界を垣間見たい人が集う。家にいながら、今まで関わることのなかった人とつながれる喜びはSNSならではだ。

 SNSといえば、フォロワー増やしに躍起になる人たちがいる。「相互フォロー」を掲げて無言のままユーザーが入室しているroomも多数開かれている。ただし、相互フォローを目的とするroomはコミュニティガイドラインで禁じられているため、利用はお勧めない。

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