Clubhouseに慣れてきたら、スピーカーとして登壇すると楽しみ方が拡がる。最近はスピーカーになった人が1人語りをして困った、という話もよく聞く。つい熱くなって語ってしまうのだろうが、これは避けたい。少し早口で話してでも自分の意見を手短に述べ、次の人にバトンタッチできるように話を区切るといい。一人20秒程度が無難だという意見もある。
スピーカーとしてうまく役割を果たせると、プロフィールを見てくれたListener(リスナー)がフォローしてくれる。フォロワーを獲得したいのであれば、roomで自分の価値を見せつつ、良識ある振る舞いを継続することだ。
これまでは聴く専門だったが、そろそろ自分でroomを開きたいと考えている人もいるだろう。moderator(モデレーター)として、訪れてくれたスピーカーやリスナーに快適な空間を作りたい。そのためのTipsを考察してみた。
roomを開催するなら、いきなり開くのではなく、日時を予定しておくとよい。リスナーにはその時間、リアルタイムにスケジュールを空けておいてもらう必要があるからだ。イベント名と説明文でそのroomの主旨がわかるようにしておくとよいだろう。特にイベント名は重要だ。なぜならroomが開始されると、イベント名しかわからなくなるからだ。開催中はユーザーの入退室が繰り返される。このroomでは何を話しているのか、定期的に説明を入れるといいだろう。
また、モデレーターを1人で務めることはできるが、2人で進めた方がスムーズだ。1人が話しているときに、もう1人がリスナーを登壇させるなど、roomの管理役を務められる。2人で合いの手を入れながら話すことで、横道に逸れても軌道修正しやすい。
開催する日時は、ユーザーが多く集まる時間帯にしたいところだが、ユーザーの奪い合いになるとも言える。集中を避けたいなら、朝やランチの時間も狙い目だ。内容に合わせて最適な曜日や時間を選ぶとよさそうだ。
これからどんなroomがウケるのか、それは今後のClubhouseの空気感によるだろう。勉強したい人たちが残るのか、ただ癒やされたいのか、はたまた知り合い限定での会話に終始するのか、まだ未知数だ。しかし、この大きな波に乗らない手はない。ぜひさまざまなトライをして楽しんでほしい。
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