スマートフォンネイティブが見ている世界

コロナ禍で進むシニアの「デジタルシフト」--オンライン帰省やキャッシュレス決済も

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 コロナ禍でさまざまなことのオンライン化が進んでいる。仕事もテレワークとなり、買い物もインターネット通販、手続きもオンラインでできるものが増えてきた。大学生においてはオンライン授業、現役世代はオンライン会議やオンライン飲み会など、コロナ禍で外出しづらい環境でも、インターネット経由で多くのことができている。

 では、シニア世代はどうなっているのだろうか。今回はいつもと変えて、シニア世代のデジタルシフトの実態を見ていきたい。

シニア世代もインターネットで情報収集

 コロナ禍では、シニア世代も外出を控える人が増えている。では、どのくらいデジタルシフトが進んでいるのだろうか。

 シニア向けコミュニティサイト「趣味人倶楽部」の会員を対象とした博報堂シニアビジネスフォース、および趣味人倶楽部シニアコミュニティラボの「新型コロナウイルスによる生活への影響に関するアンケート」(2020年4月)を見てみよう。

 それによると、60歳以上のシニア会員の新型コロナウイルス関連の情報収集手段は「テレビ」(93.3%)が最多だが、「インターネット」も82.7%おり、テレビと並ぶ勢いとなっている。3位には「新聞」(66.0%)が入るものの、4位は「ニュースを除くインターネット」(32.0%)、「SNS」も17.8%いる状態だ。

 また、30.3%が「インターネットを利用する時間がコロナ前と比較して増えた」と回答している。母数がコミュニティサイトユーザーであることは考慮する必要はあるが、シニア層もテレビだけでなく、インターネットでも情報を得るようになっていると考えていいだろう。

 オンラインで行うことが増えたことについて聞いたところ、1位は「ネットニュースを読む」(60.9%)となった。「無料動画を見る」(27.6%)、「SNSを読む」(25.4%)、「アプリで家族・友人とやり取りする」(23.7%)が挙げられており、コロナ禍をきっかけに、大きくデジタルシフトが進んでいることがわかる。

 感染者数増加で帰省が難しく、これを機会にLINEなどで家族とオンライン通話を試したり、オンライン帰省をしたという話も聞いている。LINEのビデオ通話で孫と話せたという70代女性は、「今年はもう孫に会えないかと思ったけれど、顔が見られてよかった。少し見ないだけで顔が大人っぽくなっていて驚いたし、声も聞けて嬉しい」と教えてくれた。

 ある60代女性は、「親族でオンライン帰省ができたのが楽しかった」という。同居する娘が設定してくれて、Zoomを使って離れて住む息子一家などともみんなで話せたという。「顔が見られないかと思っていたから嬉しかった。みんな元気そうで良かった」。

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