朝日新聞社は1月26日、産経デジタル、毎日新聞社と共同で、3社が新聞社ならではの視点で取材・制作したニュース動画を一元的に視聴できるサービス「NewsVideo」を開設し、3社の提供する動画にまとめてインストリーム広告を配信できる商品を提供すると発表した。
NewsVideoは、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞の3社がそれぞれ独自に取材・編集したニュース動画をひとつのサイトで視聴できることが特徴。毎日30〜40本の新着ニュース動画が視聴できるという。専用アプリのインストールなどは不要で、PC、スマートフォン、タブレットなどのブラウザから視聴可能。
同じ事件や事故でも、各社の取材や編集の仕方で動画の内容が変わるため、それぞれの内容を比較して楽しんだり、3社の動画を一気に見ることでテレビのニュース映像とは違った切り口で深掘りしたりできる。
さらに、NewsVideoならびに、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞のニュースサイト、YouTubeアカウント上のインストリーム動画広告に横断的に出稿できる新しいタイプの広告商品を用意する。3社のコンテンツは月間で合計約2000万回視聴されているとのこと。広告商品の販売は、取引先に応じて3社を通じて行うという。
今後は、従来の政治や社会、経済などのカテゴリーにとらわれず、音楽やスポーツなどエンターテインメントや、全く新しい領域の動画コンテンツを提供することも目指し、“ニュース動画”という新たなジャンルを確立したいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス