東京建物不動産販売、内見予約システムとIoTスマートキーボックスを採用--賃貸内見を効率化

 イタンジは1月21日、同社の内見予約システム「内見くん」と、ザ・レジェンドのIoTスマートキーボックス「igloohome(イグルーホーム)」が連携し、東京建物不動産販売向けに提供を開始すると発表した。

今回の提携により、内見の流れが変わる
今回の提携により、内見の流れが変わる

 内見予約くんは、内見予約の受付作業やカギ情報の照会作業を行うことができる、賃貸住宅の内見予約ウェブ受付システム。不動産管理会社は、内見予約の自動化による業務効率化で予約重複等のトラブルを 防ぐことができ、入居希望は効率的な内見が可能となる。

 igloohomeは、ザ・レジェンドが日本で販売代理を行う、igloohome製のスマートキーボックス。インターネット接続のない環境で操作ができ、有効期限を設けたPINコード、Bluetooth、シリンダーキーのいずれかにより解錠することが可能だ。専用アプリのダウンロードや利用登録は不要で、LINEやFacebook、SMS等でPINコードを受け取ることができる。

 今回、内見予約くんとigloohomeとの連携サービスを、東京建物不動産販売向けに提供を開始した。連携により東京建物不動産販売は、賃貸物件の内見時におけるカギの受け渡しを自動化し、開錠情報を記録することができるとともに、カギと解錠情報を内見予約くんで自動化・一元管理することで、業務の効率化が期待できる。

 さらに、スマートキーボックスの活用により、キーボックスの暗証番号流出による違法取引や、不法占拠などの犯罪被害の抑制、キーボックスの暗証番号を変更するための定期的な現地訪問コストの削減が可能となる。

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