リモートワークやオンライン学習の拡大などにより、2020年にPC出荷台数がこの10年で最大の伸びを記録したと、調査会社のIDCが発表した。
IDCの四半期調査によると、世界のPC出荷台数は2020年第4四半期に9159万台に達し、前年同期比で26.1%の増加となった。また、2020年通期では3億260万台となり、前年比で13.1%増加した。
IDCが定義するPC市場は、デスクトップPCとノートPC(「Chromebook」を含む)、およびワークステーションで構成されており、タブレットとx86サーバーは含まれていない。IDCによると、第4四半期のトップ3ベンダーの顔ぶれは前年同期と変わらず、レノボが25.2%のシェアを獲得してPC市場のトップを維持した。HPとDellはそれぞれ2位と3位で、これにAppleとAcerを加えた5社がトップ5を形成している。
PC市場が年間でこれほどの伸びを示したのは、13.7%の成長を記録した2010年以来だという。その後の10年、PC市場は6年連続で縮小したことも、成長が横ばいの1年もあった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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