Appleの「iPhone 12」と「iPhone 12 Pro」の売れ行きが好調で、10月の世界スマートフォン販売台数に占める割合がそれぞれ1位と2位になったとする調査結果を、市場調査会社Counterpoint Researchが発表した。iPhone 12は16%、iPhone 12 Proは8%を占めたという。両機種は10月23日に発売された。
「特に『iOS』利用者層において、5Gへのアップグレードに対する大きな累積需要があり、それが今、販売台数に表れている」と、CounterpointのアナリストであるVarun Mishra氏は、このデータに関する米国時間12月21日の発表に記している。同氏は、(米国の)携帯通信各社がプロモーションを展開したことで、多くのケースで799ドル(日本では8万5800円)からという端末価格が無料にまで引き下げられているとし、そうしたプロモーションを利用した購入が、10月のiPhone 12/12 Pro販売台数の3分の1以上を占めたと指摘している。
同ランキングで3位に入ったのは、1300ドル(約13万4000円)で発売されたサムスンの「Galaxy Note Ultra 5G」で、4位以降は中国ブランドの華為技術(ファーウェイ)の2機種、さらにオッポの端末が続いている。
Appleは2021年1月に、2020年10~12月期(2021会計年度第1四半期)の決算発表を予定しており、その中でクリスマスシーズンのiPhone 12の売れ行きを示すデータが公表されるとみられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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