3カ月ぶりに出社したとき、何も変わってないはずの職場環境がとても快適に感じたことも記事にした。
変わってないはずの職場作業環境がとても快適と感じた話--3カ月ぶりの出社で実感(2020年7月18日掲載)
このときは久々に出社したからなおのことそう感じたというのもあるのだが、今でも職場のほうが快適に作業ができる場であるという認識を持っている。特に夏の冷房、冬の暖房がとてもよくきいているところに大きなメリットを感じている。自宅は基本的にエアコンとサーキュレーターの組み合わせで空調をかけているが、課題が残る。また、できるだけ躊躇しないようにはしつつも、光熱費が頭をよぎるのも本音としてある。そこを気にしないというのはメリットだ。
とはいえ、筆者は8月ぐらいから出社は週に1~2日程度となっており、フル出社には戻っていない。もちろん現状では新型コロナのリスク低減が大きな理由ではあるものの、以前のようにことあるごとに出社したいかと言われれば、そうではない。職場の価値を実感したとはいえ、移動時間や通勤時の天候、電車の混雑状況を踏まえて考えていきたいと思っている。
こうした考え方の変化とともに、弊社のオフィスがリニューアルし、一部フリーアドレスになったという職場環境の変化についても記事にした。
在宅テレワークの長期化でフリーアドレスの抵抗感に変化--職場の固定席が無くなった話(2020年9月20日掲載)
弊社の場合は新型コロナとは関係なく、2019年の段階からオフィスのリニューアルと一部フリーアドレス化が決まっており、むしろ当初の予定よりも遅れたところもあったのだが、多くの企業でテレワークの導入などにともなうオフィスの見直しが着目された時期でもあり、自社の出来事ながら反響も大きかった。
自席と机があったときには、比較的机や引き出しに物が多かった状態だったため、そこから一変したのは、今でも新鮮に感じるところ。またフリーアドレスとなり、キーボードやマウスなどをセットしつつ、帰宅時に片づけることは手間ではあるが、毎日ではないのでこれはこれで……という感覚になっている。
こうして振り返ってみても、作業環境と生活そのものも含めて大きな変化がある1年だった。今はこの状況に慣れてきているところもあるが、こと在宅での作業環境は冬対策の真っただ中でもある。まだまだ試行錯誤は続きそうだが、より良い働き方の形を模索していきたいと思った次第だ。
……と、話はここで終わりではなく、実は机と椅子をそろえた春先の状況から自宅の作業環境は少し変化しているところもある。そのことはまた別途書いていきたい。
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