SolarWinds製品を悪用した攻撃、感染したとみられる組織のリストが公開

Catalin Cimpanu (ZDNET.com) 翻訳校正: 中村智恵子 高橋朋子 (ガリレオ)2020年12月22日 11時17分

 国家の意を受けているとみられるハッカー集団がSolarWindsのソフトウェア「Orion」のアップデートをトロイの木馬化し、世界各地の企業や政府のネットワークを攻撃している問題で、複数のセキュリティ研究者や研究チームが、この攻撃によって内部システムが「SUNBURST」マルウェアに感染した可能性がある100~280に上る組織のリストをこの週末に公開した。

NASAの画像
提供:NASA

 このリストには、IT企業、地方自治体、大学、病院、銀行、通信プロバイダーが含まれる。大企業としては、Cisco、SAP、Intelなどの名前が挙がっている。

 先週MicrosoftFireEyeMcAfeeSymantecKaspersky、米サイバーセキュリティ・インフラストラクチャーセキュリティ庁(CISA)が発表した、感染したシステムに関する詳しい調査レポートによると、マルウェアは感染した企業のネットワークに関する情報を収集し、12~14日待機した後、データをリモートのコマンド&コントロール(C&C)サーバーに送信していたという。

攻撃に関するMicrosoftの図
提供:Microsoft

 ロシア政府の支援を受けていると考えられているハッカー集団は、受信したデータを分析し、自分たちの情報収集目的にかなうネットワークにのみ、さらに激しい攻撃を仕掛けたとみられる。

 SolarWindsは先週、ハッキング被害の事実を認め、同社が行った遠隔測定から判断して、SUNBURSTマルウェアを仕掛けられたOrionプラットフォームのバージョンをダウンロードしていたのは、同社の30万の顧客中、約1万8000に上ると述べている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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