クラッソーネは12月14日、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、Bonds Investment Groupを引受先とする第三者割当増資により、総額約8億円の資金調達を実施したと発表した。今回の調達により、クラッソーネの累計資金調達額は約9億5000万円となる。
クラッソーネは、解体工事領域で施主と工事会社を直接つなぐマッチングプラットフォーム、一括見積もりウェブサービス「くらそうね」を展開し、累計3万8000件以上の見積もり依頼実績がある。
くらそうねは、最短1分で複数社のおすすめ工事会社の表示が可能で、施主に対し工事会社を直接紹介することで、工事会社の多重下請け構造を解消し、施工費のコストダウンが期待できる。また、口コミや工事実績などの会社情報を公開することで、施主が納得感をもって工事会社を選択できるとしている。
今回、既存株主であるBonds Investment Groupの追加出資に加え、JICベンチャー・グロース・インベストメンツが、社会課題である空き家問題を解決する解体業界のプラットフォーマーとして、業界のデジタル化を推進し、SDGsに貢献しうる点を評価し、クラッソーネへの出資に至った。
調達資金は、くらそうねのブランド認知拡大、および開発体制の強化に充て、さらなるに事業拡大を目指す考えだ。
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