JR東日本スタートアップ、ロボが蕎麦を作る「駅そばロボット」を開発へ

 JR東日本の子会社でベンチャー企業への出資や協業を推進するJR東日本スタートアップは12月8日、コネクテッドロボティクスとエキナカの飲食店施設のロボット化開発や展開に向けて、資本業務提携に合意したと発表した。

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 コネクテッドロボティクスは、「調理をロボットで革新する」をテーマに、飲食店のキッチン向け調理ロボットサービスを開発しているスタートアップ。外食産業が抱える慢性的な人手不足や重労働の問題に対して、最先端テクノロジーを駆使し、ロボットサービスの提供を進めている。

 JR東日本グループによれば、多数展開しているエキナカ飲食店において、以前より人手不足が深刻化しており、調理の省力化や自動化が大きな課題となっているという。また、コロナ禍により、非接触となるロボットの活用ニーズがさらに高まっていると説明する。

 こうした中、JR東日本グループでは、コネクテッドロボティクスの調理ロボットに特化したAIや制御技術を活用して、駅そば業態における人手不足の解決と、味の均一化による飲食店の価値向上の実現を目指した連携をしてきたという。

 実証実験を行った「そばいちnonowa東小金井店」では、有効性の検証が十分にできたことから、本格展開に向けて今回の資本業務提携に至ったとしている。今後は連携を通じて、駅そばを始めとしたエキナカ飲食店のロボットテクノロジーによる革新を目指すとしている。

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