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神戸市、eスポーツやオンライン会話ツールでコロナ禍の高齢者の交流や健康を支援

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 神戸市は12月3日、NTT西日本とPACkageの3者で7月に締結した「withコロナ時代におけるeスポーツによる地域課題解決に向けた連携協定」の取り組みの一環として、高齢者向けeスポーツ実証事業を開始すると発表した。

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 実施期間は、2020年12月3日〜2022年3月31日まで。8月28日に事業者の公募を実施し、有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅を展開するスミリンケアライフと、デイサービス・予防リハビリ施設を運営するPLASTの2事業者が選定されていた。

 同市によると、新型コロナウイルス感染症により、フレイル(虚弱な状態)対策の3つの柱(運動、栄養の取れた食生活・社会活動への参加)のうちのひとつである社会参加や家族との交流の機会が減少し、フレイルのリスクが高まっているという。

 そこで、社会参加を活性化すべく、高齢者向けeスポーツ実証事業を開始することになった。同事業では、市内のシニアサービス事業者(スミリンケアライフとPLAST)を対象とし、eスポーツ体験を通じて日常のバイタルデータを蓄積することで、コミュニケーションの活性化や健康増進の可能性を検証するという。

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 ここには、ISRパーソネル、NGM、帝人、パラマウントベッドが賛同企業として参加。eスポーツにおけるノウハウやフレイル問診チェック、睡眠マットセンサー・レポートの活用などを担う。また、学術的知見・ノウハウの活用として、神戸大学との連携も調整中だという。

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 同社では、その効果を踏まえて、ゲームタイトルの追加や最適な検証環境を検討。心身に与えるポジティブな影響に関する仮説を設定し、将来的には高齢者のフレイル予防やデジタルデバイドの解消などにつなげられるようなeスポーツを活用したコミュニケーションツールの開発を目指す。

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オンライン会話ツールで高齢者のデジタル対応を支援

 神戸市では加えて、Rehab for JAPANとの間で「人生100年・withコロナ時代における高齢者に対するデジタル化支援に関する事業連携協定」を締結した。こちらは、Rehab for JAPANが運営するオンライン会話ツール「リハブコール」の活用を通じたデジタル化支援により、高齢者のフレイル予防および、生きがいづくり、多世代交流を図ることが目的だという。

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 神戸市内のデイサービス利用者を対象とし、通常のデイサービスとリハブコールを活用したオンライン会話や体操を組み合わせたハイブリッド型のデイサービスを提供することで、コミュニケーションの活性化や健康増進の可能性を検証する。

 また、市内事業者が主催するイベント(高齢者の健康増進・生きがいづくりなどに資するもの)へのリハブコールによるオンライン環境の提供支援も実施。地域福祉センターなどの地域施設で、リハブコールのオンライン体験会やセミナーなどを開催し、日常的にデジタルツールを活用できるきっかけづくりや多世代交流支援に取り組む。

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 将来的には、IT・オンラインスキルの向上により、多くの高齢者が行政のオンライン申請やネットショッピングに対応できるようにするなど、生活の利便性向上につながることを目指すという。

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