宿泊施設レンタルサービスを展開するAirbnbは米国時間12月1日、新規株式公開(IPO)の予定公募価格を発表した。米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、同社は1株あたり44~50ドルで5000万株を売り出す計画だ。このIPOで25億ドル(約2600億円)の資金調達を目指しており、報道によると評価額は最大350億ドル(約3兆6500億円)に達する可能性があるという。
Airbnbは11月にIPO申請書類を提出し、ここ数年間に複数の四半期で利益を上げていることを明らかにしていた。しかし直近の数カ月間は、新型コロナウイルスの感染拡大で、人々が旅行を控え、自宅待機命令に従ったことによる打撃を受けている。
時価総額が10億ドル以上の非上場企業(ユニコーン)の上場が相次いでおり、Airbnbもそうした企業の1社だ。配車サービスのUberとLyftは、2019年に上場を果たし、フードデリバリーサービスのDoorDashは、12月にIPOを予定している。
Airbnbは、NASDAQにティッカーシンボルシンボル「ABNB」で上場する計画だ。取引は12月中に始まる見通し。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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