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イヤホン翻訳機「Timekettle M2」--3つの翻訳モードを用意、音楽通話もOK

加納恵 (編集部)2020年11月18日 13時00分
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 AI翻訳機を手掛けるTimekettle(タイムケトル)は11月17日、イヤホン翻訳機「Timekettle M2」(M2)のオンラインセミナーを開催した。音楽、通話機能を備えた本体やタッチ、リッスン、スピーカーと3つの翻訳モードなどについて説明した。

イヤホン翻訳機「Timekettle M2」
イヤホン翻訳機「Timekettle M2」

 Timekettleは、中国深センで、2016年に創業したスタートアップ。イヤホン型翻訳機「WT2 Plus」や、カードサイズのスマート翻訳機「ZERO」をラインアップしており、M2は3つ目のプロダクトになる。WT2 Plus同様のイヤホン型翻訳機だが、異なるBluetooth規格を採用しているほか、音楽、通話機能を搭載。そのため進化版ではなく、新たな商品ラインと位置づける。

 米国のクラウドファンディング「Indiegogo」で8000万円、6700名の支援を集め、10月15日には、「Makuake」でクラウドファンディングを開始。11月17日の13時現在で966万円の支援を集めている。Makuake特別価格は1万2590円〜。一般発売は2021年3月1日で、税込価格1万6780円を予定する。

 音楽、通話機能は「翻訳機だけが必要な使用シーンは少ない」(タイムケトル・ジャパン 代表の山内佑太氏)との理由で、創業当時から構想はあったとのこと。「当初は専門翻訳機としての尖ったコンセプトでスタートアップとしての挑戦を表していたが、ユーザーが増えてくる中で、音楽も聞きたいという要望が増え、M2の開発に至った」と山内氏は説明する。

 お互いが片方ずつイヤホンをつけて話すことで、リアルタイムで翻訳できる「タッチモード」、自分はイヤホンから、相手はスマホから話すことで、双方向で翻訳する「スピーカーモード」、自分のスマホで相手の話を聴きとることで、スマホには文字起こし、イヤホンには翻訳音声が流れる「リッスンモード」と3つの翻訳モードを搭載。翻訳エンジンは、Timekettle独自のものをはじめ、Google、Microsoft、iFlytekに加え、12月末のアップデートでDeepLを追加。日本語に特化したAmivoiceの搭載も予定している。

イヤホンタッチで双方向リアルタイム翻訳する「タッチモード」
イヤホンタッチで双方向リアルタイム翻訳する「タッチモード」
アプリを開いてスピード翻訳する「スピーカーモード」
アプリを開いてスピード翻訳する「スピーカーモード」

 「オフライン翻訳機能」を備え、インターネット接続がなくても翻訳が可能。2020年10月現在、日本語ー中国語、英語ー中国語、中国語ーロシア語/スペイン語/フランス語に対応し、日本語ー英語など英語を起点としたオフライン対応言語も開発中。2020年内の追加搭載を予定する。イヤホン単体で最大6時間連続再生が可能で、付属の充電ケースと併せて最大30時間まで使用可能だ。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、多言語・多国籍・多人数でのリアルタイムチャットコミュニケーション「リモートモード beta版」の提供も開始。これは、Timekettleアプリの新機能としてリリースするもので、現在、無料で公開中だ。携帯端末からのタイピング入力や音声入力、またはタイムケトルの翻訳機WT2 Plus、M2のイヤホン音声入力の4つの方法から使用でき、リアルタイムでの翻訳に対応。音声入力をオンにすると、途切れず話し続けることができ、40言語の翻訳に対応。チャット履歴も自動保存する。チャットグループの参加上限数は30名になる。

 クラウドファンディングで高い人気を得ているTimekettle製品だが、「商品が届くまで実物を見られないことが心配」とする声を受け、11月1日には、体験型ストア「b8ta 有楽町店」で体験型展示を期間限定で開始。11月18日には、カメラや家電のレンタルサービスを手掛ける「Rentio(レンティオ)」でのレンタルサービスも開始した。レンタル料は7泊8日で1980円。レンタル後にMakuakeで応援購入すると1000円相当がキャッシュバックされるキャンペーンも行う。

 Timekettleでは、Fish(フィッシュ)と呼ばれる独自通貨を用意し、オフライン言語1組(日本語⇄中国語)につき、5Fishで交換できる仕組みになっているが、11月末までにMakuakeでの支援金額が2000万円に達せば、30Fishカードを無料同梱するとのこと。計6組のオフライン言語と交換できる。

 「翻訳機があれば外国語を勉強しなくていいかとよく言われるが、個人的には話せるに越したことはない。ただ、翻訳機を使って「コミュニケーションは取れる。世界中の人とつながれる喜び、相手を深く知れる楽しさを翻訳機を通して伝えていきたい」(山内氏)とした。

充電ケース
充電ケース
充電ケースはマグネットで接合される
充電ケースはマグネットで接合される

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