11月も半ばを過ぎ、日の入りがとても早くなったように感じる。仕事に集中して少し遅くなるだけで、外は真っ暗になっていて驚く。これから12月の冬至が近づくにつれてますます早く暗くなり、季節の移り変わりを感じられる。
こうした日の出や日の入り、季節の変化は地球の動きが作り出す現象なのだが、その仕組みが理解できる地球儀「Clobe」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Clobeは、現在の日付と時刻に合わせた地球の光り方を再現する地球儀。その日時において、地球の太陽に照らされている部分が光り、影になる部分が暗くなるため、Clobeを見れば地球上のどこが昼間で、どこが夜なのか一目で分かる。光る部分は時刻の進みに応じて動き、今ここが日の出を迎えた、ここが日の入りになった、ということも実感できる。
地球は、北極点と南極点を結ぶ軸(地軸)を中心に回転(自転)している。そして、太陽の周囲を約1年かけて回る公転もする。自転軸は公転軸から見てやや傾いているので、地球が公転軌道上のどこに位置するかに応じて、つまり季節によって、太陽光のあたり方も変わる。Clobeはこの現象も再現しており、白夜や極夜といった現象の起きる理由もつかみやすい。
台座には、現在時刻のほか、日付、温度、湿度が表示される。世界時計としても使えて、手でClobeの地球部分を回すと世界各地の現地時間が確かめられる。さらに、ワイヤレス充電機能を備え、台座上部に置いたQi対応スマートフォンなどを充電できる。
日付や時刻の設定、サマータイムのオンオフ、明るさの調整などは、背面のボタンのほか、Bluetooth接続したスマートフォンからでも操作可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月18日まで。目標金額の1万2000オーストラリアドル(約92万円)に対し、記事執筆時点(日本時間11月17日13時30分)で約4000オーストラリアドル(約31万円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと30日ある。
Clobeの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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