ヌーラボは、プロジェクト管理ツールの「Backlog」ユーザーを主な対象とした「テレワークと“サボり”の関係性に関するアンケート調査」を実施。その結果を11月10日付で公表した。
結果のなかでは、20代の約2人に1人、30代以上の約3人に1人が「テレワーク時、サボっていると思われるストレス」を実感しているという。また、年代が高いほど「テレワーク時、チームメンバーや上司・部下などに対してサボっているのでは、と思ってしまう」と回答する傾向も認められたとしている。
またオフィス出勤とテレワークについて、「回答者自身がどちらの環境(働く場所)でよりサボってしまうか」についても質問したところ、20代では66.5%に及ぶ「テレワークの方がサボってしまう」の回答が、30代では50.8%、40代では44.3%、50代以上では42.4%と、年代が上がるにつれて少なくなった。一方で「働く場所は関係ない」の回答は増える傾向にあったという。
そして「仕事をしているかどうかの判断基準」について、「労働時間で判断」「プロセスで判断」「成果で判断」の3つの選択肢から最も近いものを選ぶ質問をしたところ、「プロセスで判断」「成果で判断」の選択肢に大きく回答が二分され、「労働時間で判断」の回答は全体の8.5%にとどまったとしている。
Backlogなどの業務ツールが、従業員のサボりの抑制に効果があるかを質問したところ、69.4%が「効果があると思う」「ある程度効果があると思う」と回答。ただし、業務ツールは「導入すれば良い」というわけではなく、使い方により効果に明暗があるという。同社では、単にツールを導入しただけでは不十分で、チームの共通認識を取ること、チームに即した無理のないルールを整備することが大事だとまとめている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス