マイクロソフト、「Windows 10 1903」を「1909」に自動アップデートへ

Liam Tung (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2020年11月10日 12時33分

 「Windows 10 1903」のサポート終了日である12月8日が目前に迫る中、Microsoftは同バージョンから「Windows 10 1909」への自動移行を始めることを明らかにした。

 Neowinが報じたように、同社はWindows 10 1903を、Windows 10の最新バージョンである「Windows 10 20H2」や、その先行バージョンである「Windows 10 2004」にアップデートするのではなく、Windows 10 1909にアップデートするという異例の措置を採っている。

 なおWindows 10 1909の「Home」「Pro」エディションは、2021年5月にサポートが終了する。

 これまで、MicrosoftはWindows 10の旧バージョンにおいて、サポート終了日が到来するおよそ6カ月前から強制アップデートを開始していた。しかしWindows 10 1903の場合、同社は6カ月というタイムフレームでの強制アップデートを開始していなかった。これはおそらく新型コロナウイルス感染症のパンデミックによるものだと考えられる。

 同社は4月にも「Windows 10 1809」の一部エディションについて、サポートを2020年5月12日から同11月10日まで延長していた。

 9日、同社はWindows 10 1903のサポートが10月8日に終了する件について、以下のリマインダーを掲載した。

 「2020年12月8日、Windows 10バージョン1903とWindows 10 Serverバージョン1903の全エディションはサービス終了となる。それ以降、これらのエディションを搭載するデバイスは月次のセキュリティおよび品質のアップデートを受けられなくなる。皆さんの安全と生産性を維持するため、Windows 10バージョン1903を搭載するデバイスのWindows 10バージョン1909へのアップデートを間もなく開始する」

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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