ゼンリンデータコムとA.L.I.Technologiesは11月10日、事業領域の拡大、拡充及び新たなビジネスの構築を目的とした業務提携を開始したと発表した。両社のドローンに関する資産やリソースを活用し、新たなドローン物流配送システムの創出や、ドローン物流配送におけるデファクトスタンダードの構築を目指す。
今回の業務提携では、ゼンリングループが保有するドローン用3次元地図データや、経路検索エンジン、気象情報を、A.L.L.が開発したトラフィック管理プラットフォーム「C.O.S.M.O.S」と連結。ドローン物流管理システムや、マルチモーダル物流管理システムの構築、ドローン物流配送サービスの実現を目指す。
両社は今後、新たなドローン物流配送システムを創出し、2021年度夏ごろより、過疎地におけるドローン物流配送の商用化を開始するとしている。
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