「ノート」と一口に言っても、その使い方は人によって全く異なる。日付を書いてスケジュールを管理したり、アイデアを書き出したり、旅や勉強の記録をつけたり、あるいは勉強したことをまとめたり、可能性は無限に広がる。ノートには、その人の考え方や個性がそのまま表れる。だからこそ、ほかの人の使い方を見てみると、自分とは全く異なる景色を見ることになり、刺激を受けるし、楽しいのだ。
本書は、ノートのヘビーユーザーたちのさまざまな使い方とアイデアを、カラフルに見せてくれる。イラストやシールや色とりどりのペンで装飾が施されたノートから、シンプルなテキストがメインとなっているノートまで、十人十色とはこのことだ。使われているノートも、無地、横罫、ブロック罫などと人によって違うが、自分の目的にあった使い方ができるノート、あるいは、長く続けて使っていけるノートと、どのノートを使おうか、次はどんなノートを買おうか迷っている人には、とても参考になるだろう。
「Myノートルール」というものが、紹介されているユーザーごとに掲載されているのだが、自分の手帳やノート作りにも取り入れたいなと思えるものを発見できる。「ノート作りが楽しくなるアイテム」も巻末に紹介されており、ノート好き、文房具好きには、最後まで楽しめる1冊となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」