PayPayは11月5日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」において「PayPayクーポン」の提供を11月17日以降に開始すると発表した。
PayPayクーポンは、PayPayでの支払いに対して、加盟店が任意でPayPayボーナスを設定できるクーポン機能。ユーザーは、PayPayアプリ上でクーポンを取得した後(店舗をフォローしてクーポンを取得)、対象店舗でPayPayで支払うことで自動的にPayPayボーナスが付与される。
これにより、クーポンを提示するためにPayPay以外のアプリを立ち上げる手間が省け、効率的な支払いが可能になる。また加盟店にとっても、クーポンの確認作業などが不要になると説明する。加盟店では、クーポンの配信ターゲットを設定して利用状況を分析でき、有効的な施策の実施などに活用できるという。
この機能の提供開始にともない、アディダス、アルビスグループ、エディオン、ABC-MART、オリジン弁当/キッチンオリジン、カラオケBanBan、柿家鮨、串かつ でんがな、コジマ、酒ゃビッグ、デニーズ、トモズ、松屋、丸善ジュンク堂書店、メガネドラッグ、もち吉、らしんばんなどの加盟店でクーポンの配布を開始する。
たとえば松屋では、全国の「松屋」「松のや」「松乃家」「マイカリー食堂」「松そば」「ステーキ屋松」店舗を対象として、700円以上の買い物をPayPayで支払うと、50円相当のPayPayボーナスが受け取れる(付与時期は支払日の翌日から起算して30日後)。ただし、先着2万名の上限があり、特典期間中(11月17日〜30日)であっても、特典の上限に達した場合は提供を終了する。
同社によると、PayPay利用特典や同時開催する他の総付キャンペーンの中で、付与されるPayPayボーナスの額が最大となるものが適用されるという。そのため同社が指定する場合を除き、それらが重複適用されることはないとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス