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シャワーの勢いで水力発電して動くBluetoothスピーカー「Shower Power」--充電は不要

 入浴は、仕事や日々の雑事から解放される貴重な時間だ。ゆっくりとリラックスして、音楽やオーディオブック、ポッドキャストなどをじっくり楽しみたい。ただし、感電の危険があるため浴室内にはコンセントを設けるわけにいかず、内蔵バッテリや電池で動くBluetoothスピーカーを使うことになる。その場合、充電や電池交換が煩わしい。

 そこで、シャワーの水流で発電して使えるBluetoothスピーカー「Shower Power」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

シャワーで水力発電するBluetoothスピーカー(出典:Kickstarter)
シャワーで水力発電するBluetoothスピーカー(出典:Kickstarter)

 Shower Powerは、シャワーヘッドとシャワーホースのあいだに取り付けて使うBluetoothスピーカー。シャワーを使う際に流れる水の勢いで内部の羽根車が発電機を回し、電力を作り出す。そのため、充電や電池交換を気にすることなく、いつでもBluetooth接続したスマートフォンなどから音楽を流せる。

シャワーを使うときの水流で発電(出典:Kickstarter)
シャワーを使うときの水流で発電(出典:Kickstarter)
シャワーヘッドとホースのあいだに装着(出典:Kickstarter)
シャワーヘッドとホースのあいだに装着(出典:Kickstarter)

 容量2600mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵しており、シャワーを止めても充電された電力でスピーカーとして機能し続ける。フル充電状態だと、シャワーを使わない状態でも最長14時間使えるという。なお、フル充電するには14時間ほどシャワーを使う必要がある。

 浴室だけでなく洗面所でも音楽が楽しめるように、Shower Powerと連携するBluetoothスピーカー「Droplet」も用意される。内蔵バッテリにはUSB-C経由で充電しなければならないが、IP67相当の防水性を備えており、洗面所のような場所でも安心して使える。Shower Powerと組み合わせず、独立したBluetoothスピーカーとしても使用可能。

Shower Powerと連携するDroplet(出典:Kickstarter)
Shower Powerと連携するDroplet(出典:Kickstarter)

 音量などは、Shower Power表面のボタンで操作する。固定式シャワーヘッドなどに取り付けて手が届きにくい場合は、防水リモコンでリモート操作できる。

リモコン操作も可能(出典:Kickstarter)
リモコン操作も可能(出典:Kickstarter)
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月26日まで。記事執筆時点(日本時間10月30日15時)でキャンペーン期間は56日残っているが、すでに目標金額1万5000ドル(約156万円)の4倍を上回る約6万4000ドル(約667万円)の資金を集めている。

Shower Powerの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)


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