スペースマーケットは10月29日、スペース割引と撮影機材の提供により、動画クリエーターの作品制作を支援する「クリエイターサポートプログラム」を開始すると発表した。取り組みの第1弾として、YouTube、Instagramのクリエーターを対象に、プログラム参加者を100名募集する。
スペースマーケットによると、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛により、無料の動画を見る人が増加。動画や写真コンテンツが多様化する一方で、個人で作品制作を行うクリエーターは、企画から予算調整、撮影機材や場所の手配までの多岐にわたる業務を、少人数で行わざるを得ない課題があったという。
スペースマーケットは、1万4000件以上のあらゆる場所を、1時間から貸し借りできる時間貸しプラットフォーム。掲載スペースは、商品撮影、ロケ撮影、コスプレ、ポートレートなど、法人、個人に限らず、撮影スタジオとしても利用されている。
今回のクリエイターサポートプログラムでは、100名の動画や写真の作品制作に関わるSNSクリエーターを募集し、作品制作に必要な支援を、スペースマーケットからの特典やサービスという形で行う。
具体的には、スペースマーケットの掲載スペースで利用できる割引クーポンの提供に加え、撮影機材と撮影に関するノウハウ情報の提供、および企業からの商品紹介や、サービス紹介、広告案件の紹介などが含まれ、都内のキッチン付きの一軒家スタジオやラグジュアリーマンション、古民家など、ライブ配信向けのスペースを用意している。
なお、クリエイターサポートプログラム応募には、アカウントのフォロワー数やチャンネルの登録人数、スペースマーケットの利用規約への同意などの条件がある。
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