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「IE」で一部のサイトを開くと「Edge」に転送--脱IEの一環で

Catalin Cimpanu (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2020年10月27日 12時56分
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 「Internet Explorer」(IE)に大きな変更が加えられる。2020年11月以降、ユーザーがIEを使って特定のウェブサイトを開こうとすると、URLの読み込みが拒否され、自動的に「Microsoft Edge」で開かれるようになる。

 このIEからEdgeへの強制転送は、MicrosoftのIE廃止に向けた計画の一環だ。Microsoftは、2020年の夏に「Edge 84」がリリースされて以降、テストのためにこの機能を一部のWindowsユーザーに徐々にロールアウトしていた。

 しかし、11月に予定されている「Edge 87」のリリース以降は、このIEからEdgeへの強制転送を全てのIEユーザーに適用する予定だ。

強制転送が有効になるのは1156サイト

 この新機能の核となるのは、2020年の夏にEdgeのインストールファイルに追加された新しいDLLファイルだ。このDLLファイル(ie_to_edge_bho.dll)は、IEのプラグインであるBrowser Helper Object(BHO)だ。

 追加されたBHOファイルはEdgeフォルダーの中に置かれているが、IEのレジストリーキー経由でIEの起動時にロードされる。

 このBHOは、ユーザーがアクセスしようとしているウェブサイトを監視するもので、リンクをクリックしたか、アドレスバーにURLを直接したかに関わらず機能する。

 ie_to_edge_bho.dllファイルは、ユーザーが使用したURLがあらかじめ用意されているIE非互換サイトのリストに一致するかどうかをチェックする。

Edge
提供:ZDNet

 このリストはMicrosoftのエンジニアによって管理されており、現在含まれているのは1156項目だ。リストの中には、YouTube、Instagram、Twitter、Yahoo Mail、StackOverflow、StackExchange、VK、ESPN、Chase、Hotstar、Moneygram、eharmony、GoDaddyなどの有名なサイトも含まれている。

 ほとんどのIEユーザーは、11月以降これらのサイトをIEで読み込むことはできず、新しいEdgeのウィンドウに転送される(参考動画)。

IEからEdgeへのリダイレクト画面
IEからEdgeへのリダイレクト画面
提供:ZDNet

 IE側では、なぜそのサイトがIEで開けなくなったのかを説明するページが表示される。

キャプション
提供:ZDNet
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画像:ZDNet

 これは、今までにないかなり強い措置であるため、Microsoftはエンタープライズ顧客向けに強制転送機能を無効にするか、少なくとも動作の一部をコントロールできるグループポリシーを提供する。

 もちろん、この新しい動作はEdgeとIEが両方インストールされているシステムでしか起こらない。IEしかインストールされていない古いワークステーションを管理しているシステム管理者は、Edgeへの強制転送の心配をする必要はない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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