Microsoftは米国時間10月9日、コラボレーションツール「Microsoft Teams」の新しい「タスク」アプリを一般公開したと発表した。同社は7月から同アプリを少数のユーザー向けに展開していた。このほど、米政府機関向けクラウドのユーザーを除いて、「Microsoft 365」のすべてのユーザーへの提供が完了した。
Microsoftがタスクアプリを発表したのは、「Ignite 2019」でのことだった。この機能は、「Microsoft Planner」と「Microsoft To Do」を統合したもので、新型コロナウイルスの影響でリモートワークしている人たちを支援するツールを作ろうとする同社の取り組みの1つだ。
Teamsのタスクビューでは、チームの計画や個人のタスクを一覧できる。
Microsoftは、「Android」版や「iOS」版のTeamsにも、間もなくタスクアプリを追加する予定だ。政府機関向けクラウドユーザーを除くすべてのユーザーを対象にしており、11月中には完了する。タスク機能は、モバイルアプリでは画面下の「その他」(…)のオプションから表示できる。
Microsoftはまた、タブのチャットや会話からタスクを作成できる機能に取り組んでいる。
Teamsのタスクアプリは、Microsoft 365の各製品(「Outlook」「Planner」「To Do」や、「Word」「Excel」「PowerPoint」などの「Office」アプリケーション)で一貫したタスク管理体験を提供しようとするMicrosoftの取り組みの一環でもある。Teamsはこの計画の中で、PlannerとTo Doを統合するための中心的な役割を果たしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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