Facebookの「Messenger」と「Instagram」のユーザーは、相手の使うメッセージアプリをダウンロードしなくても、互いにメッセージを交換できるようになる。双方のサービスをさらに緊密に統合しようとするFacebookの動きだ。
Facebookによると、InstagramとMessengerは今後もスタンドアロンのアプリとして存続し、ユーザーの受信箱はそれぞれ独立したままになる。今回発表されたメッセージ機能は、Facebookは使っているがInstagramは使っていないという人もいる中で、家族や友人がソーシャルメディアを通じて連絡を保つ方法に変化をもたらす可能性がある。FacebookはInstagramのほか、「WhatsApp」も保有している。Facebookと傘下のアプリは毎月合わせて30億人を超えるユーザーに利用されている。なお、FacebookはWhatsAppユーザーがMessengerとInstagramのユーザーとメッセージ交換する方法にも取り組んでいるが、その取り組みがいつ完了するのかは不明だ。
FacebookとInstagramは、人々がソーシャルメディア上でコミュニケーションをとる方法の変化に応えようとしているという。より多くのユーザーが、公開コメントを投稿するよりも、メッセージングアプリなど非公開のオンライン空間で会話するようになっている。
「メッセージングアプリの最大の問題の1つは、複数のアプリにわたる会話をいかに管理するかだ。それは面倒な作業だ」と、Facebook Messengerの製品設計を統括するLoredana Crisan氏は、オンラインの記者会見で述べた。同氏によると、Facebookが調査した人の約70%が、3つ以上のメッセージングアプリを同時に使用したことがあると回答したという。時には、特定の会話をどこで交わしたか思い出せないことさえあるという。
傘下のメッセージングサービスを統合するというFacebookの計画をめぐっては、既に反トラスト、プライバシー、セキュリティーに関する懸念が浮上している。また、メッセージングアプリの人気の高まりによって、ヘイトスピーチや嫌がらせなどの不快な発言を含むコンテンツを抑制するソーシャルネットワークの取り組みがさらに難しくなるおそれもある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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