Appleは、Facebookアプリの有料オンラインイベント機能を利用する事業者について、「App Store」で通常課している30%の手数料を12月31日まで免除する。コロナ禍で苦しむ小規模事業者を支援するためだ。Facebookは米国時間9月25日、この間の有料オンラインイベントの売り上げは全て「Facebook Pay」で決済されるため、適用される税金を除いて全て事業者のものになると説明した。
この新規約はゲームクリエーターを除く全ての事業者に適用される。Appleは、アプリそのものだけでなく物理的なサービスも提供しているアプリについて、これまでも常に、アプリ内購入以外に「Apple Pay」やクレジットカードなどの支払いオプションを提供するよう求めてきたという。しかし、パンデミックのせいで、開発者がパートナーと提携して対面による体験を安全に提供できなくなっているため、Appleは事業者に対し、そうしたオプションを設けてバーチャルな体験を提供するための猶予を設ける。ゲームクリエーターは、パンデミックによって影響を受けた物理的な事業を提供していないため除外されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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