TATERUの子会社であるRobot Home(ロボットホーム)は9月9日、プロスペクトの子会社であるキーノートと、IoT機器の戦略的活用の促進を目指した業務提携契約を締結した。
ロボットホームは、物件の構造や間取りにとらわれずに導入することが可能な、Wi-FiモデルのIoT製品「Residence kit」を提供している。今回の業務提携により、キーノートが開発するレジデンスに、Residence kitを標準搭載する。
Residence kitの導入により、ホームエントランスで入居者を呼び出すとアプリに通知が届き、入居者は外出中でもアプリ上で来訪者の確認や対応が可能。専有部にスマートロックを設置することで、鍵のかけ忘れが無くなり、必要な場所にタグセンサーやウェブカメラを設置して使用することで、防犯面も向上する。
部屋には学習リモコンが設置され、テレビやエアコンなど、赤外線で操作する家電を専用アプリでコントロールすることが可能。全てのIoT機器は専用アプリと連携しているため、難しい設定をすることなく、家電の操作が可能だ。
さらに、ロボットホームとグローベルスが管理するそれぞれの賃貸物件の間で、入居者が住み替える際、Residence kit の入居者用アプリやタブレットを介して、両社の物件案内が可能となる。これにより、入居者のスマートな暮らしの継続を実現するなど、両社のシナジーを最大限発揮する、さまざまな取組みを行っていくという。
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