ユーチューバーのBrad Sams氏が米国時間9月7日、以前からうわさのあった「Xbox Series S」の画像を、299ドル(約3万2000円)という価格の情報とあわせてリークした。Xbox Series Sは、次世代ゲーム機「Xbox Series X」より低価格なモデルだ。Microsoftはリークの数時間後にXbox Series Sをツイートで発表し、8日には発売日が11月10日になることも明らかにした。
Xbox Series Sはデジタル配信ゲームのみに対応し、512GBのストレージを内蔵、1440pの解像度で最大フレームレート120fpsを実現する。レイトレーシング、可変レートシェーディング(VRS)、可変リフレッシュレート(VRR)にそれぞれ対応。さらにゲーム画面の4Kアップスケーリングが可能で、4K動画のストリーミング視聴にも対応する。
Xboxの公式アカウントのツイートには、「史上最小のXboxに次世代のパフォーマンス」とあり、画像が添えられている。画像にはSeries S本体と一緒にコントローラーが写り、サイズがわかりやすくなっている。このツイートでは、さらなる情報を近く発表すると予告していた。
?? Let’s make it official!
— Xbox (@Xbox) September 8, 2020
Xbox Series S | Next-gen performance in the ???????? Xbox ever. 9 (ERP).
Looking forward to sharing more! Soon. Promise. pic.twitter.com/8wIEpLPVEq
Xbox Series Xの性能を抑えてデジタル配信ゲームのみに対応する廉価版は、1年以上前からうわさされ、「Project Lockhart」の名前で知られていた。その後、数カ月にわたり注目はSeries Xと「PlayStation 5」に集まっていたが(いずれも価格と発売日は未発表)、6月に開発者のリークでProject Lockhartに関する憶測が再燃した。8月には、Xbox Series Xのコントローラーのパッケージ画像がリークされ、そこに「Xbox Series S」にも対応すると書かれていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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