Appleが動画配信サービス「Apple TV+」に拡張現実(AR)コンテンツを追加する計画だと、Bloombergが米国時間8月26日に報じた。Appleの狙いは、AR技術への関心を高めると同時に、Apple TV+の加入者を増やすことにあるようだ。
Bloombergが匿名の情報筋の話として報じたところによると、このAR機能はテレビ番組を見ているユーザーの部屋に、その番組に出てくるキャラクターやアイテムを表示するものだ。例えば、1960年代の宇宙開発競争を題材にした歴史改変SFドラマ「フォー・オール・マンカインド」の視聴中に、部屋にあるコーヒーテーブルの上を月面探査車が走る様子が見られるようになるかもしれないという。
今回の報道の前には、Appleが複数のデジタル配信サービスをバンドル化したサブスクリプションサービスを計画しているとの報道もあった。これは、Apple TV+や「Apple Music」、ゲームプラットフォームの「Apple Arcade」といった複数のサービスを一括の月額料金で提供するものだと伝えられている。「Apple One」と名付けられたとされるこのサービスは、早ければ10月にも開始される可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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