千葉氏は、生産者が自身で値段を決められないことを疑問に思ったことをきっかけに、“日本の食の未来を消費者と生産者とともにクリエイトする”をミッションとして21年前に創業したという。
今回の協業について、「ソフトの会社とハードの会社が組んで新しい価値を生み出す取り組み。ミシュランタイヤがレストランガイドを発行したように、またアップルコンピュータがアップルに名称変更してハードからソフト会社に変わったように、大きなチャレンジだと思っている。日本を支えているインフラの会社(岩谷産業)がソフト(格之進)をサポートしながら、日本の食の未来をダイレクトに応援できることにわくわくしている」(千葉氏)と語った。
岩谷産業 未来創造室 東京担当の渋谷享洋氏は、「カセットこんろは、誕生から50周年を迎える。日本の食卓のインフラを支えているカセットこんろを使ってなにかできないかと考えていたところ、“やきまる”のファンでいてくれた千葉社長がやきまるを使ってこんなことをできるよ。生産者はこんなことに困っているよ、と教えてくれた」とプロジェクトのきっかけを明かした。
各社の強みを掛け合わせ、生産者と消費者をバーチャルにつなぎ、ユニークな消費体験を通じて、“おいしい未来”をつくるとしている。
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