華為技術(ファーウェイ)は米国時間8月17日、Googleのライセンスの期限が8月に切れた後も、同社の古いスマートフォンに対するセキュリティやソフトウェアのアップデートを継続することを明らかにした。
「Huawei nova 5T」のユーザーからTwitter上で受けた質問に対し、同社は「既存端末への影響はない」と回答し、「これまで常にそうであったように、当社のデバイスに対するセキュリティやソフトウェアのアップデートの提供を継続する」とした。
Hi there, thank you for your message. There is no impact on existing devices. We will continue to share security and software updates to our devices, as we always have. If you have any questions, please let us know via DM.
— Huawei Mobile (@HuaweiMobile) August 17, 2020
ファーウェイは2019年5月に米国の「エンティティリスト」に追加され、輸出規制の対象となった。この際、Donald Trump大統領は、同社の米国での活動を基本的に禁止する大統領令に署名し、その理由としてファーウェイが中国政府と緊密な関係を持つことから生じる安全保障上の懸念を挙げた。ファーウェイはその嫌疑を繰り返し否定している。
Androidはオープンソースであり、ファーウェイも使用することができるが、「Google Play」ストアなどGoogleのサービスの利用は禁止されている。
18日の報道では、「Huawei Mobile Services(HMS)」がプリインストールされた「Huawei」および「Honor」ブランドのスマートフォンにもソフトウェアアップデートを提供すると、ファーウェイが述べたとも伝えている。
同社はコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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