C Channelは8月19日、同社が運営する女性向け動画メディア「C CHANNEL」のアプリサービスを9月末で終了すると発表した。
同社によると、2015年4月の創業時には、縦型動画を閲覧できるSNSは存在せず、最適な形でコンテンツを配信すべく自社アプリを開発。しかし、SNSでの動画閲覧が一般的になったことを受け、アプリの役割を終えたと判断。9月末でのサービス終了を決定したとしている。
アプリで配信していた動画コンテンツについては、「C CHANNEL」のウェブサイトに掲載。今後は、同社が強みとするSNSフォロワー数(Facebook、Instagram、Twitter、YouTube、LINE、Pinterest、TikTok合計で2300万フォロワー)を生かし、SNSを中心とした動画コンテンツの配信に注力する。
なお、C Channel所属のYouTubeクリエイターのフォロワー数も合計200万人を突破。2020年4月に開始したマイクロ・ナノインフルエンサーが参画するマーケティングプラットフォーム「Lemon Square」では、開始から約4カ月でインフルエンサー登録者数は2500人、総フォロワー数は2500万人を超えたという。
同社では、特定のフォロワー数が多いアカウントからの情報発信に加えて、自分の趣味嗜好に合うアカウントからの影響をますます受けるようになると予想。メディアアカウントでの情報発信と同時に、インフルエンサーのネットワークからも情報を発信する。
さらに、EC事業も強化。メディアエコシステムのネットワークを活用し、「動画×EC×SNS×インフルエンサー」で企業のDX化を支援するとしている。
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