デジタル時代のスターを発掘--女性向け動画のC Channelがオーディションアプリ


C Channelとパートナー各社が新たなオーディションアプリを開始

 女性向けの縦型動画メディア「C CHANNEL」を運営するC Channelは4月25日、未来のスターを応援するオーディションアプリ「mysta」の提供を開始した。エフエム東京、産経デジタル、集英社、松竹、ソフトバンク、TBS、ポニーキャニオンが参画する。

 mystaは、人気上昇中のアイドルやボーカル、お笑い芸人などのタレントが連日投稿する動画を楽しめるサービス。C CHANNELと同様に、縦型かつ短尺の動画のみを配信する。投稿された動画はユーザーからの応援度合いでランキング化され、上位タレントにはさまざまな活躍の場が用意されるという。たとえば、毎月開催されるイベントへの参加や、パートナー企業と企画するテレビ番組、メディアへの出演などだ。


オーディションアプリ「mysta」

スター発掘の流れ

サービス開始当初にmystaで配信するキャスト

 2015年4月にサービスを開始したC CHANNELは、アジアを中心とした10カ国で展開しており、SNSファン数は2500万人を超える規模に成長しているという。同社ではスマホによる縦型動画が一般化してきており、この流れはハウツーやグルメにとどまらず、エンタメ領域にも広がっていくと考え、オーディションアプリのmystaを提供することにしたと説明する。


C CHANNELの実績を紹介

 同日の記者発表会で登壇した、C Channel代表取締役社長の森川亮氏は、従来は「スター誕生!」や「ASAYAN」などのテレビ番組を通じてスターが生まれてきたが、近年はYouTuberをはじめインターネットから多くのスターが生まれていると話し、mystaを「デジタル時代のスターを生み出す新たなプラットフォームにする」と意気込んだ。

 C Channelは今後、F1層をターゲットにしたmystaの共同プロモーションを企画するほか、新規インフルエンサーの発掘企画や、その後の海外展開を共同で実施する。また、参画パートナーともそれぞれ企画を展開する。たとえば、エフエム東京とは声のスターを探す参加型オーディション番組を7月に開始。集英社とは媒体と連動した動画企画を実施する。松竹とはスマホを使う若年層向けの新コンテンツを共同開発するという。


各パートナーと共同企画を展開

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